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SEOキーワード選定の正しい選定方法を知って対策できるようになりたいです。
このようなお悩みを解決します。
今回この記事では、SEOキーワード選定の基礎知識から選定の手順方法、選定のコツまで初心者の方でも分かりやすく解説しています。
当記事で解決するお悩み
- そもそもキーワード候補ってなに?
- SEOキーワード選定の手順を教えて!
- SEOキーワード選定にコツはある?
この記事を書いた人
SEOからのアクセス数を増やすにはSEO(検索順位)をあげる必要があります。そして、SEOの順位を上げるには「SEOキーワード選定」が必要です。
そこで今回は、正しいキーワード選定の方法を初心者の方でも分かりやすい手順付きで解説します。
チェック
これから本格的にブログ運営に取り組んで行く!という方は【完全初心者向け】0から作るブログの始め方!立ち上げから収益化まで徹底解説をご覧ください。ブログのスタートに必要な情報をわかりやすくまとめています。
まずは、下準備からしていきましょう!
選定するキーワード候補を決める【下準備】
まず、SEOキーワードを選定する前に、どのキーワードで記事を書いて行くのか決めていきます。
例として、下記の様なブログの運営者がいると仮定して説明していきますね。
- サイトのジャンル:ブログ・アフィリエイト
- 発信する事:初心者向けのブログの始め方など
- ブログの目的:サーバーの契約を自サイトから結んで貰う
- ターゲット:ブログを始めたい人・ブログ初心者
実際に、自分が上記の運営者になったつもりでここからの説明を読み進めてみましょう!
キーワード候補とは?
まずは、キーワード候補について簡単に紹介します。
キーワード候補とは、自分のサイトに来て欲しい人(ターゲット)が調べそうな単語で、下記の様な単語です。
キーワード候補
「ブログ 始め方」
「ブログ 無料」
「ブログ 始め方 スマホ」
例えば、運営者の目的は「自サイトからサーバー契約して貰う」ことです。
ターゲットは「ブログを始めたい人」なので、そのターゲットが調べそうなキーワードの候補とします。
キーワード候補の探し方
キーワードの候補はGoogleなどで検索してみましょう。
例えば、「ブログ 」で検索すると下記のような検索候補が表示されます。
「ブログ 始め方」に関する検索が多く、需要も高いことがわかります。
実際に、ブログの始め方について書いている記事を見てみると「ブログの始め方を画像付きの手順で解説」しています。
また、記事では「サーバーの申し込み」について訴求していて、自分のブログの目的と似ている事がわかりますね。
キーワード候補は上記のように、検索結果や検索上位の記事を参考に探してみましょう。
キーワード候補を選ぶ基準
キーワード候補は、ブログの目的にどれくらい合致しているかを基準に考えましょう。
目的を基準にすると、記事を書く時にゴールがどこか分かっている状態なので書き進めやすくなる利点があります。
目的 | 検索結果 | キーワード候補 | ||
自転車が売りたい | 「コスパのいい自転車が欲しいあなたへ!おすすめ39選」 | 「自転車 コスパ」「おすすめの自転車」 | ||
サーバー契約して欲しい | 「ブログの始め方完全ガイド!立ち上げから収入を得るまで」 | 「ブログ 始め方」「ブログ 立ち上げ方」 | ||
U-NEXTの無料体験に申し込んで欲しい | 「U-NEXTのおすすめ映画・ドラマ・アニメ30選+ジャンル別20選」 | 「U-NEXT おすすめの映画◯選」「U-NEXT おすすめアニメ◯選」 |
例として、目的別でキーワード候補を探すと上記のようになります。
SEOキーワード選定5つの手順
ここからは本格的にSEOキーワード選定を進めていきましょう!
SEOキーワード選定5つの手順
- 関連性するサジェストワードを探す
- キーワードの検索ボリュームを調べる
- 検索ボリュームを元にキーワードを選定する
- 検索意図を決めて記事を書く
- 顕在的・潜在的ニーズを明確化する
手順①:関連するサジェストワードを探す
最初のステップでは、関連するキーワードを「関連キーワード取得ツール」で調べていきます。
関連キーワード取得ツールは、自分が選んだキーワードに関連性のあるキーワードを検索する事ができる便利なツールです。
また、画面左上に表示されている「ブログのサジェストとそのサジェスト」は、Googleで実際に検索した際に検索候補として表示されるキーワードでサジェストキーワードと言います。
次のステップでキーワードを使用するので、画面右上の『全キーワードコピー』をクリックしてコピーしておきましょう。
手順②:キーワードの検索ボリュームを調べる
では早速、コピーしたキーワードの検索ボリュームをGoogleキーワードプランナーを使用して調べていきます。
Googleキーワードプランナーは、キーワードがひと月に検索された回数を知ることができます。
ちなみに、有料版と無料版がありますがとりあえずは無料版の方で大丈夫です。
まずは、上のリンクからキーワードプランナーにアクセスしてみましょう!
上記のような画面が表示されるかと思うので、赤線で囲っている『検索ボリュームと予測のデータを確認する』をクリックします。
赤線で囲っている場所に、先ほどコピーしたキーワードの『コピーを直接貼り付けて』いきます。
貼り付けが完了したら、赤線すぐ下の『開始する』ボタンをクリック。
『月間平均検索ボリューム』をクリックして、検索ボリューム順に整列して見やすくしておきましょう。
また、次の手順でデータを更に解析する為「キャンペーンの作成」ボタンの左側にある『⬇︎ボタンをクリック』してデータをダウンロードしておきましょう。
手順③:検索ボリュームを元にキーワードを選定する
続いて、キーワードプランナーで集めた情報を元にキーワードの優先度を決めていきます。
キーワードの優先順位選定の作業は以下の2つです。
- キーワードの分類作業
- 検索ボリューム100~1000のキーワードから選ぶ
1:キーワードの分類作業
キーワードの分類には、Googleスプレッドシートを使用します。(エクセルでも◯)
キーワードプランナーで、ダウンロードしておいたデータを貼り付けていきます。
そのまま貼り付けると、上記のようにバラバラな位置に配置されます。
このままの状態だと見づらいので、整理していきます。
2:検索ボリューム100~1000のキーワードから選ぶ
キーワードが整理できたら『検索ボリューム100~1000』の中からキーワードを選びましょう。
『検索ボリューム100~1000』の中から選ぶ理由は下記です。
検索ボリューム100~1000の特徴
- 100以上:アクセスは少ないが上位は取りやすい
- 1000以下:基本的に上位を取るのが難しい
検索ボリュームと合わせて「入札額」も見ておきましょう。
入札額とは?
そのキーワードに対して広告を出稿した時に1クリックにかかった費用のことです。
入札額が高額なワードは、それだけ上位表示したときの収益性が高いということなので、選別要素の1つに加えておきましょう。
手順④:キーワードの検索意図を決める
ここからは、選定したキーワードの検索意図を明確にしていきます。
検索意図は下記のように「Knowクエリ」「Doクエリ」「Goクエリ」「Buyクエリ」の4つに分かれます。
検索意図タイプ | 意図 | 具体例 | ||
Knowクエリ:知りたい | 知識を得るために調べたという意図。 | 「〇〇とは」「おすすめの化粧水」 | ||
Doクエリ:したい | 行動をするための方法を調べたいという意図。 | 「ブログ 始め方」「コーヒー 作り方」 | ||
Goクエリ:行きたい | ある特定の場所に行きたいと調べる意図。 | 「沖縄」「Youtube」 | ||
Buyクエリ:買いたい | 何かを購入したいと調べる意図。 | 「服 通販」「ポケットW-iFi 申し込み」 |
今回、例として挙げた「ブログ 始め方」はDoクエリに入リます。
まずは、選定したキーワードがどのタイプに属しているのか明確にしていきましょう。
検索意図と選定したキーワードがずれると読者のニーズとズレる可能性があるので注意しましょう!
選定したキーワードがどのタイプに属しているかわからない場合は、Googleで調べてみてどのクエリに当てはまるか確認できますよ。
下記の記事で検索意図を決める詳しい方法を詳しく解説しているのでチェックしてみて下さい。
参考記事検索意図とは?5つの調べ方とブログのSEO対策に取り入れる方法
手順⑤:顕在的・潜在的ニーズを明確化する
次に、検索意図を更に詳しく分けた「顕在的」「潜在的」の2つのニーズを明確にして読者の検索意図に近づけていきましょう。
メモ
顕在的ニーズ:(検索意図)
・ブログの始め方を知りたい。
メモ
潜在的ニーズ:(本質的な意図)
・ブログを正しい手順で始めたい。
顕在的ニーズとは「読者が既に考えて必要とする事」で、潜在ニーズは「読者すら気づいていない読者が本質的に知りたい事・欲求」を指します。
「ブログ 始め方」を例にすると、始め方を知ることでブログを失敗せずに始めたいという意図を読み取る事ができますね。
手順⑥:想定読者を決めて記事作成を開始する
最後に記事を読んでくれる想定読者(ペルソナ)を決めておきましょう。
想定読者(ペルソナ)とは上記の画像のように、ターゲットから更に詳しく絞り込んだ人物像の事を指します。
想定読者を決めておく理由は、読者が必要とする情報が鮮明になり、何を書くべきなのかが明確になるからです。
また、想定読者は同じキーワードで上位に表示されている記事からでも読み取ることができます。
ここまでの手順が完了したら、早速ブログ記事の作成に取り掛かりましょう!
「記事の詳しい書き方が知りたい!」という方は下記の記事をご覧ください。
人気記事【6ステップで解説】ブログ記事の書き方を初心者でもわかりやすく解説!
SEOキーワード選定4つのコツ
最後に、キーワード選定の際に役に立つ4つのコツを紹介します。
コツ①:検索結果上位のサイトを研究する
検索結果上位の記事には多くのヒントが隠されています。
例えば、記事の構成、文字数、被リンク数などの比較できるポイントがあります。他にもドメインパワーと呼ばれる経験値のようなものもあります。
被リンク数やドメインパワーは徐々に向上していくので、まずは下記の項目を比べてみましょう。
- 記事の構成
- 文字数
- 関連記事の数
自分の書いた記事と見比べて修正できそうなところがあれば、修正してみましょう。
また、下記の記事ではプロのブロガーも実践している「ブログ記事の書き方テンプレート」を解説しているのでチェックしてみて下さい。
人気記事初心者が真似したいブログの書き方テンプレートを3つご紹介!【サクサク作ろう】
コツ②:ロングテールキーワードを入れる
サイトがある程度育つまでは、ロングテールキーワードを狙ってコツコツと読者を増やしていきましょう。
ロングテールキーワードとは、「検索のボリュームが500以下で3語組み合わせたキーワード」です。
参考記事ロングテールキーワードとは?選び方やメリットを詳しく解説【SEO対策】
上記の記事で、ロングテールキーワードを選ぶ方法を詳しく解説しているのでチェックしてみて下さい!
コツ③:ビッグワードを狙うなら関連記事を増やす
ビッグキーワードを狙う場合、1つの記事だけで上位表示を目指すのは至難の技です。
そこで、下記の画像のように1つの記事から枝分かれするように、関連記事を書いて、内部リンクを増やしてみましょう。
関連記事が増えることによって、記事の有用性が高まりGoogleからの評価が上がるというような仕組みです。
上記を例にすると、「おすすめ 温泉」というワードから「おすすめ 温泉 関西」や「おすすめ 温泉 関東」など関連する記事を書いていくイメージです。
関連記事を増やしてビッグワードへの流入を増やしましょう!
コツ④:定期的に記事をアップデートする
キーワードは定期的にアップデートしておくきましょう、頻度は3ヶ月に1回程度が望ましいです。
記事をアップデートしておくと、新しい情報が入る為、よりタイムリーな記事の作成が可能になります。
新しく追加できるキーワードを見つける事ができれば検索上位を狙うこともできるので、定期的にアップデートしておきましょう。
まとめ:検索順位の上位を目指してPV数を増やそう!
今回は、SEOキーワード選定の方法を解説してきました。
選定の手順は以下の通りです。
キーワード選定の5つの手順
- 関連性するサジェストワードを探す
- キーワードの検索ボリュームを調べる
- 検索ボリュームを元にキーワードを選定する
- 検索意図を決めて記事を書く
- 顕在的・潜在的ニーズを明確化にする
検索順位は、SEO対策無くして上位を狙うことはほぼ不可能です。
キーワードガン無視でクオリティの高い記事を書いても検索順位の上位は取れないということです。
しかし、コツコツとSEOキーワードの選定をしておけば少しづつ順位が上がる可能性は大いにあります。
この記事を参考に実際にSEO上位を目指してみましょう!
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【簡単6ステップ】ブログ記事の書き方を初心者でもわかりやすく解説!
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「ブログ記事を書く時の全体の流れが知りたい!」という方は上記の記事もオススメです。
今回は以上です。